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(この記事は2022年8月7日に投稿されました。)
PHPで配列のキーを取得する関数として、array_key_ first()があります。
array_key_first()とは指定した配列の要素の最初のキーを取得する関数になります。
例えば、「[‘A’,’B’,’C’]」という配列にarray_key_first()を使用すると「0」が表示されるように、「最初のキー」を返り値として返すようになります。
そして、array_key_first()は連想配列の最初のキーを取得することができたり、2次元配列や3次元配列のような多次元配列最初のキーを取得することができたりします。
こちらの関数は配列のキーの一部を取得する関数になりますのでもし、配列内にある全てのキーを取得したい場合はarray_keys()を使用しましょう。
今回はPHPのarray_key_first()で配列や連想配列の最初のキーを取得する方法について紹介していきます。
array_key_first()とは
array_key_first()とは配列の先頭に要素を追加する関数となります。
配列の最初のキーを取得するのため、配列やだけでなく、連想配列のキーも取得することができます。
array_key_first()の書き方
array_key_first()書き方は下記のようになります。
1 | <?php array_key_first('最初のキーを取得する配列'); ?> |
array_key_first()は必須パラメータである「最初のキーを取得する配列」を指定することで使用することができます。
array_key_first()のパラメータ
array_key_first()のパラメータは下記のようになります。
- 最初のキーを取得する配列(必須)
最初のキーを取得したい配列名を指定する
パラメータである「対象の配列」は最初のキーを取得する配列を指定します。
array_key_first()で配列の最初のキーを取得するサンプルコード
array_key_first()で配列の最初のキーを取得するサンプルコードをご紹介します。
ここでは下記の2つの場合でarray_key_first()を使用してみます。
- 配列に要素が存在する場合
- 配列に要素が存在しない場合
配列に要素が存在する場合
配列に要素が存在する場合にarray_key_first()を使用してみます。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = ['サッカー', '野球', 'テニス', 'バスケットボール']; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_first()使用後'; $sport_key = array_key_first($sports); echo $sport_key; ?> |
実行結果
array_key_first()によって指定した配列の最初のキーを取得しています。
そのため、「サッカー」のキーである「0」が表示されています。
配列に要素が存在しない場合
配列に要素が存在しない場合にarray_key_first()を使用してみます。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = []; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_first()使用後'; $sport_key = array_key_first($sports); echo $sport_key; ?> |
実行結果
配列に要素が存在しない場合にarray_key_first()を使用すると、何も返されません。
array_key_first()で連想配列の最初のキーを取得するサンプルコード
array_key_first()で連想配列の最初のキーを取得するサンプルコードをご紹介します。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = [ 'soccer' => 'サッカー', 'baseball' => '野球', 'tennis' => 'テニス', 'basketball' => 'バスケットボール' ]; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_first()使用後'; $sport_key = array_key_first($sports); echo $sport_key; ?> |
実行結果
array_key_first()によって、指定した連想配列の最初のキーを取得しています。
そのため、「サッカー」のキーである「soccer」が表示されています。
array_key_first()で多次元配列の最初のキーを取得するサンプルコード
array_key_first()で多次元配列の最初のキーを取得するサンプルコードをご紹介します。
2次元配列の場合
2次元配列の先頭のキーを取得する場合に、array_key_first()を使用してみます。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = [ ['サッカー', '野球', 'テニス'], ['バスケットボール', 'ハンドボール', 'ラクロス'], ['剣道', '柔道', 'ボクシング'] ]; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_first()使用後-1'; $sport_key = array_key_first($sports); echo $sport_key; echo '⚫︎ array_key_first()使用後-2'; $sport_key = array_key_first($sports[1]); echo $sport_key; ?> |
実行結果
array_key_first()によって、2次元配列の中にある最初のキーを取得することができます。
そして、配列の後ろにインデックスを1つ指定すると、2次元配列の中にある1次元配列の最初のキーを取得することができます。
3次元配列の場合
3次元配列の先頭のキーを取得する場合に、array_key_first()を使用してみます。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = [ [['サッカー', '野球', 'テニス'],['バスケットボール', 'ハンドボール', 'ラクロス']], [['剣道', '柔道', 'ボクシング'],['陸上', 'セパタクロ', 'モルック']] ]; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_first()使用後-1'; $sports_key = array_key_first($sports); echo $sports_key; echo '⚫︎ array_key_first()使用後-2'; $sports_key = array_key_first($sports[1]); echo $sports_key; echo '⚫︎ array_key_first()使用後-3'; $sports_key = array_key_first($sports[0][1]); echo $sports_key; ?> |
実行結果
array_key_first()によって、3次元配列の中にある最初のキーを取得することができます。
そして、配列の後ろにインデックスを1つ指定すると、3次元配列の中にある2次元配列の最初のキーを、インデックスを2つ指定すると、3次元配列の中にある1次元配列の最初のキーを取得することができます。
配列の最後のキーを取得する場合
配列の最後のキーを取得する場合は、array_key_last()を使用します。
array_key_last()とは、指定した配列の最後のキーを取得することができる関数となります。
そのため、array_key_first()とは対になる関数となります。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = ['サッカー', '野球', 'テニス', 'バスケットボール']; print_r($sports); echo '⚫︎ array_key_last()使用後'; $sports_key = array_key_last($sports); echo $sports_key; ?> |
実行結果
array_key_last()によって、指定した配列の最後のキーを取得しています。
そのため、「バスケットボール」のキーである「3」が表示されています。
もし、array_key_last()について詳しく知りたい場合は下記の記事をご参考ください。
配列の全てのキーを取得する場合
配列の全てのキーを取得する場合は、array_keys()を使用します。
⚫︎ index.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php echo '⚫︎ 対象の配列'; $sports = ['サッカー', '野球', 'テニス', 'バスケットボール']; print_r($sports); echo '⚫︎ array_keys()使用後'; $sports_key = array_keys($sports); print_r($sports_key); ?> |
実行結果
array_keys()によって、指定した配列の全てのキーを配列で取得しています。
もし、array_keys()について詳しく知りたい場合は下記の記事をご参考ください。
まとめ
⚫︎ array_key_first()とは指定した配列の最初のキーを取得する関数である
⚫︎ array_key_first()を使用するには1つのパラメータが必須となる
・ 最初のキーを取得する配列(必須)
⚫︎ 要素が存在する配列にarray_key_first()を使用すると、最初の要素のキーが返される
⚫︎ 要素が存在しない配列にarray_key_first()を使用すると、空が返される
⚫︎ array_key_first()は指定した連想配列の最初のキーを取得することができる
⚫︎ array_key_first()は指定した多次元配列の最初のキーを取得することができる
⚫︎ 配列の最後のキーを取得する場合は、array_key_last()を使用する
⚫︎ 配列の全てのキーを取得する場合は、array_keys()を使用する