(この記事は2022年12月14日に投稿されました。)
私事なのですが、つい最近AWS認定である「Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)」を受けてきました。
クラウドプラクティショナーとはAWS資格認定の「入門・基礎レベル」に該当する資格であり、AWSクラウドを全体的に理解をしている人が対象となります。
「入門・基礎レベル」に該当する資格だったので受けてみたのですが、所感を言うと、少し難しく感じました。
年々につれて問題の難易度も少しずつ上がってきているのかもしれません。
今回はAWS認定資格であるCertified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)を受けてみましたので試験の詳細や勉強方法について紹介していきます。
これからAWS認定である「Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)」を受けようと思っている方はぜひ、こちらの記事を参考にしていただけばと思います。
AWS認定資格とは
AWS認定資格とは、AWSを利用するクラウドサービスの知識やスキルを測るためのAmazonの公式認定資格となります。
現在、AWSを利用した案件が増えてきており、それに伴いAWSの知識がある人材の市場価値が上がっています。
そのため、資格を取得することで、効率的かつ広範囲の知識を得て、自分の市場価値を高めることができます
また、AWS認定資格は下記の2つのタイプがあり、3年ごとに更新する必要があります。
・AWS認定クラウドプラクティショナー
⚫︎ アソシエイト
・AWS認定ソリューションアーキテクト
・AWS認定デベロッパー
・AWS認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーター
⚫︎ プロフェッショナル
・AWS認定ソリューションアーキテクト
・AWS認定DevOpsエンジニア
・AWS認定高度なネットワーキング
・AWS認定セキュリティ
・AWS認定機械学習
・AWS認定Alexaスキルビルダー
・AWS認定データベース
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)とは
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)とはAWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解をしている人が対象の資格となります。
出典: AWS
そのため、クラウドプラクティショナーの資格はAWS資格認定の中で「入門・基礎レベル」に該当します。
もし、AWSが初めての人はこちらの資格から受験することをお勧めします。
出題範囲
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の出題範囲は下記のようになります。
分野 | 比率 |
---|---|
クラウドの概念 | 26% |
セキュリティ | 25% |
テクノロジー | 33% |
請求と料金 | 16% |
試験形式
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の試験の形式は選択問題であり、4つの中から1つの正解を選ぶ1択問題や5つの中から2つ選ぶ2択問題があります。
選択肢にはよく似た言葉や、その単語に関する言葉おり、受験者は間違えやすいもので構成されています。
そのためどれが正解なのか迷ってしまい、時間を取られてしまうかもしれません。
試験時間
試験時間は90分であり、テスト中にカウントダウンが行われます。
合格ライン
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の合格ラインは正確にさ公開されていませんが、1000点中700点で合格であるため、大体70%ととなります。
また、問題数は全部で65問出題されます。
どの問題が何点あるのかも公開はされていないため、まずは正答率70%を目指しましょう。
受験料金
受験料金は「12100円(税込み)」になります。
こちらはクラウドプラクティショナーの受験料金であるため、他の認定試験によって受験料が異なりますので注意してください。
特典
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)に合格すると下記のような特典があります。
AWS認定に合格したものだけが集うコニュニティであるため、特別感がある。
メールの署名やSNSのアカウントに表示することができ、名刺などにもデザインとして貼り付けることができる
アソシエイトレベルで税込16500円、プロフェッショナルで税込33000円になるのでとてもお得。
有料の模擬試験は大体2000〜4000円くらいかかるがそれを無料で受けることができる。
一緒に試験の問題を作れたりできる。
そこのストアでしか売っていない商品があり、購入できるのは合格者のみ。
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の受験手順
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の受験手順は下記のようになります。
会場に行って試験を行ったり、自宅で試験を行ったりできる。
自分のアカウントにログインし、都合の良い時間で予約すればよいので試験を受けるまでの手順がとても簡単です。
また、試験場所は会場はもちろんですが、自宅でも受けることができます。
しかし、会場の場合は場所によって日にちや時間が限られますので注意してください。
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)に受かるための勉強法
Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)に受かるためにはどうすれば良いのでしょうか?
ここではクラウドプラクティショナーに受かるための勉強法についてご紹介します。
- 参考本を購入して学習する
- AWSトレーニングを利用する
- AWS Black Belt online Seminarに参加する
- 模擬試験問題集を解く
参考本を購入して学習する
まず、1つ目は参考本を購入して学習する方法です。
僕はこちらの本を購入して学習しました。
出典: Amazon
AWSに関する用語が章に分けてわかりやすく解説しているのでとても学習しやすいです。
また、各章の最後に過去問がありますので知識試しにもなります。
そのため、もしAWSについて初めて学習するという方はこちらの本でインプットすることをおすすめします。
AWSトレーニングを利用する
2つ目はAWSトレーニングを利用する方法です。
AWSトレーニングとはAWSのエキスパートから学ぶとこができるオンライン学習となります。
出典: AWS
スキルと知識を向上させることができ、トレーニングを無料の学習コンテンツとして利用するができます。
AWS Black Belt online Seminarに参加する
3つ目はAWS Black Belt online Seminarに参加する方法です。
AWS Black Belt online Seminarとはアマゾンウェブサービスジャパン株式会社が主催しているオンラインセミナーとなります。
出典: AWS
製品、サービス別、ソリューション別、業種別のそれぞれのテーマに分かれてセミナーが開かれます。
こちらは全国のどこからでもインターネットがあれば参加できるのでそれぞれのテーマについて学習することができます。
しかし、開催される日程や時間帯は決まっていますので、参加したい場合はホームページを確認するようにしましょう。
模擬試験問題集を解く
4つ目は模擬試験問題集を解く方法です。
模擬試験問題集を解くことで試験問題の傾向を知ることができます。
また、過去問と同じ問題が出題されましたら一石二鳥です。
模擬試験問題集は有料になりますが、Udemyの「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」をおすすめします。
出典: Udemy
こちらから登録が可能です。
実際に試験を受けてみての感想
実際にCertified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)を受験してみました。
僕は、ピアソンVUEだったのでテスト会場に行って受験しに行きました。
テスト会場に行くと、身分証明ができるものを2つ提示し、写真撮影をしました。
そして、荷物をロッカーに閉まい、テストの部屋に移動しました。
基本的にはパソコンで試験を受ける形式で、時間が余ったとしても、そこでテストを終了することができます。
そしてアンケートを回答し、テストを完全に終了するとその場で合格か不合格かが表示されます。
もちろん、結果は合格でした!
この場では確実とは言えませんが、不正行為などの報告がない限り結果が覆ることはないようです。
そして、テストが終わって数時間後には登録したアカウントのメールアドレスにメールが届き、数日後に改めて結果の通知が送られてきます。
難しい問題もあったのでひやっとしましたが、とりあえず受かって安心しました。
資格の期限が3年なので、3年以内に上の試験を受験しようかと思います。
また、勉強する際のアドバイスですが、AWSが提供しているサービスがどのようなもので、どのような場合に使用されるのかを理解した方が良いです。
本試験ではケースの問題が多く出題されましたので、サービス名だけ覚えると、どのサービスを使用すればよいか分からなくなるかと思います。
まとめ
⚫︎ AWS認定資格とは、AWSを利用するクラウドサービスの知識やスキルを測るためのAmazonの公式認定資格である
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)とはAWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解をしている人が対象の資格である
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の出題範囲は下記のようになる
・クラウドの概念が26%
・セキュリティが25%
・テクノロジーが33%
・請求と料金が16%
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の試験形式は選択問題で、4つの中から1つの正解を選ぶ1択問題や5つの中から2つ選ぶ2択問題がある
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の試験時間は90分である
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の合格ラインは正確に公開されていないが、大体70%である
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)の受験料金は「12100円(税込み)」である
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)に合格すると、下記のような特典がある
・AWS認定グローバルコミュニティへの参加
・デジタルバッジ使用
・AWS認定の本試験料金が半額
・AWS認定の模擬試験料金が無料
・AWS Certification SME Programへの参加資格を取得
・AWS認定ストアの利用
⚫︎ AWS認定資格試験の受験方法は下記の手順となる
・AWS認定の自分のアカウントにログイン
・受験したい資格のスケジュールを登録
・予約した日と時間に試験を実施
・数日後に結果が届く
⚫︎ Certified Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)に受かるための勉強法は下記のような方法がある
・参考本を購入して学習する
・AWSトレーニングを利用する
・AWS Black Belt online Seminarに参加する
・模擬試験問題集を解く